顎関節科(症)

【顎関節症】
・食べ物を噛んだ時にこめかみや耳の付け根が痛む
・食事中にアゴがカクカク鳴って、食べづらい
・口を開けようとしたら、突然開かなくなった
・以前から痛みや音はしていたが、最近ギシギシという音がしてきた
・会話をしているとアゴがだるくなる

このような症状があれば、「顎関節症(がくかんせつしょう)」かもしれません。口を思いっきり開けて、指が縦に3本入れば問題ありませんが、入らない場合や、 口を開閉したときにガクッと音がする、または、噛むとこめかみが痛い場合は、「顎関節科」を受診しましょう。

 

【どんな病気?】
顎関節症は大きく4つに分類されます。
Ⅰ型:顎を動かす筋肉の障害によるもの(咀嚼筋筋肉障害)
Ⅱ型:顎関節そのものが痛む障害(関節の包や靭帯に炎症が起こる)
Ⅲ型:関節のクッション役である関節円板位置の異常障害(開閉時にコキッ、カクッ音や引っかかる感じ)
Ⅳ型:骨の変形による変形性関節症(ゴリゴリ、ギリギリといった音がする)

 

【原因】
ほとんどの場合は、生活習慣による「態癖」が原因です。
ストレス・噛み合わせ・顎の形・姿勢・体骨格などの複数の要因が重なることで、顎関節や咀嚼筋に慢性的に負荷がかかることで発症します。

 

【スプリント療法】
当院では、スプリント療法を採用しています。タイプ別すべての型の顎関節症に適応しています。
「スプリント」と呼ばれるマウスピースを口の中に装着することで、顎関節や咀嚼筋の負担を軽減し、歯ぎしりやくいしばりの予防になります。基本的に、2~3ヶ月の間、就寝時に使用します。
「スプリント」は、歯列のかたどりをした後、厚さ1~2mmの透明な樹脂で作製し、運動療法や薬物療法と併用し治療していきます。